「ザ・メーカーズ」 日本へ機能や強み提案
2026年03月11日 (水曜日)
OEM・ODM専門の展示商談会「第5回ザ・メーカーズ・アパレルショー」が10日に開幕した。会場の東京国際フォーラムには、中国や東南アジアの企業約54社が集結し、自社の機能や強みを訴求している。会期は今日11日まで。明日からは会場を大阪に移して開催する。
日中関係の悪化が指摘される中での実施となり、参加企業数は前回展と比べて減少した。ただ、出展企業からは「現在のところビジネスに影響はない。政治と経済は別」との声が聞こえた。日本側も同じ思いがあるようで、展示会初日から多くの買い付け担当者らが会場に姿を見せた。
初出展企業も目立った。東莞市徳昕針織服飾はニットウエアの生産を中心とする企業。2011年の設立以来欧州市場を主力とし、日本で開催される展示会の出展は今回が初めて。デジタルプリントやジャカードによる表現など、ファッション性の高い商品をメインに打ち出した。
ニットでは嘉興市新穎進出口も初出展だった。婦人の横編み製品を得意とし、嘉興市に編み立ての自家工場を持つ。企画から生産・販売までを一貫で手掛けるのが特徴で、年間の販売は100万枚に達する。徹底した管理による品質力で日本向け販売の拡大を目指す。
浙江鼎創羊絨は、カシミヤ使いの製品を自社工場で糸から一貫生産する。設立は13年だが、約30年前からカシミヤ原料の取り扱いを行っており、品質に自信を持つ。カシミヤ100%糸やヤク100%糸を備蓄し、1色50枚という小ロット対応が可能。ファンシーヤーンの開発も行う。
スポーツ関連で日本市場の需要を探ったのが青島青新麗服装だ。日本向けの学校体操服を中心としてきたが、少子化で生産数量が減っていることからスポーツウエアをビジネスの軸に切り替える。今回は、追加注文は1枚からでも受け付けるオーダーメードのチームユニフォームを紹介した。
大阪展は12、13日に大阪市中央区のマイドームおおさかで開く。約50社が出展を予定している。





