繊維ニュース

東大との共同研究成果発表/三菱ケミカル

2026年03月19日 (木曜日)

 三菱ケミカルは、東京大学が設立したグローバル・コモンズ・センターとの共同研究の成果となる研究リポートを発表した。日本の化学産業の脱炭素化に関するリポートで、「カーボンニュートラル時代の日本の化学産業」と題する。

 同社とグローバル・コモンズ・センターは、2021年4月からグローバル・コモンズ(地球環境や生態系、自然資源など、地球規模で人類が共有している財産)を守るための化学産業の役割に関する共同研究を行ってきた。

 リポートでは、日本の化学産業における脱炭素のボトルネックは技術不足ではなく、資源制約と「高コスト↓低需要↓低生産量↓高コスト」という悪循環であることを明らかにした。

 化学技術論だけでなく、資源制約や国家競争力などからも課題を整理し、総合的な検討を行っているのもポイント。