ザ・ライクラ・カンパニー/チャプター11を申請/約12億ドルの債務削減へ
2026年03月24日 (火曜日)
ポリウレタン弾性糸「ライクラ」や吸汗速乾ポリエステル繊維「クールマックス」などを展開する米国のザ・ライクラ・カンパニー(ライクラ社)がこのほど、日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条(チャプター11)を米テキサス南部地区連邦破産裁判所に申請した。今後、債権者との合意に基づき約12億ドルの債務削減を進める。
同社によると、今回のチャプター11申請は事前に債権者の合意を得る形で実施しており、約45日での完了を予定する。再建期間中の運転資金としてつなぎ融資など資金手当ても確保しており、事業は通常通りに継続できるとしている。
ライクラ社のゲイリー・スミスCEOは「私たちは負債を実質的に削減し、財務基盤を強化するために決断した。この一歩を踏み出すことで、引き続きお客さまにサービスを提供し、パートナーを支援し、高品質な製品を提供する」とコメントした。
〈事業継続しながら状況注視/東レ〉
ライクラ社との合弁会社、東レ・ライクラをグループに持つ東レは、今回のライクラ社のチャプター11申請に関して「ライクラ社の経営判断について詳細は承知していないが、即座に事業停止するものではないとの認識である。東レ・ライクラとしての経営および事業についてもこれまで通り継続しながら、情報収集に努め、状況を注視していく」としている。





