ごえんぼう

2026年03月26日 (木曜日)

 店頭でカーディガンや軽いアウターが売れている。3月はやや肌寒い日が続いたが、春物で堅調な売り上げとなっているアパレル企業も多い▼問題は4月からのMD構成だ。短期化した春物商戦から、夏物、盛夏物への切り替えが難しくなる。昨年は4月から暖かくなり、約1カ月間で春物商戦を終えた。単価の大きい春物アウターが滞留したケースも。今年も気温が上昇するのか▼夏と冬の「二季」のMDを掲げるオンワード樫山と、盛夏を加えた「五季」の三陽商会、ワールドは「暑秋」のMDを組んでいる。どれが正しいかは判断できないが、仮説を立てながら機能素材のウエアや気温に左右されない雑貨アイテムを強化している▼オンワード樫山は通年商品を増やし、三陽商会は盛夏物の裾値を下げる。商品の滞留を防ぐため、在庫コントロールの重要度も増す。夏物の最適解を示すアパレル企業はどこか。今年も注視している。