『AFF・大阪2026春』出展企業ピックアップ③

2026年03月31日 (火曜日)

環境配慮から小ロット対応まで

トウモロコシ由来ナイロン/黒龍江伊品新材料(ブース番号:2021)

 トウモロコシを原料としたバイオベースナイロン「EYLON」(イーロン)を展開する。世界トップレベルのバイオ発酵技術により、石油由来品に比べ大幅なCO2削減を実現。米農務省(USDA)や「エコテックス」などの国際認証を網羅する。

 同素材は吸汗速乾性やストレッチ性の高さに加え、麻のようなドライタッチが特徴だ。北米ヨガウエアブランドなど、国内外の大手ブランドに採用実績を持つ。

 今回展では、イーロンを用いた綿・麻風シリーズや、スパンデックスを使用しないメカニカルストレッチ素材を披露する。原料から製品まで一貫したサステイナブルな提案で、日本市場への浸透を図る。

現物ニット糸で超小ロット対応/海貝紗線(ブース番号:2027)

 セーター向けの糸開発から染色、製品生産までを手掛ける一貫企業。年産5千㌧の染色能力を持ち、輸出の99%が日本と欧米市場向けだ。

 最大の強みは、100種類以上の意匠糸を常時在庫している点にある。1コーンからの注文が可能な現物在庫サービスにより、サンプル作成から量産まで迅速な対応を実現している。グローバル・リサイクルド・スタンダード(GRS)やレスポンシブル・ウール・スタンダード(RWS)などの環境・アニマルウェルフェア認証も取得済みだ。

 今回展では、主力のモヘアやアルパカを用いた意匠糸を主軸に、日本のブランドや商社へ向けて、機動力を生かしたQR体制を提案する。

ASEAN生産の機動力/NKM Holdings(ブース番号:3122)

 中国、ミャンマー、カンボジアに自社工場を展開する生産・貿易一貫企業。織物製シャツや編み物製カジュアル、スポーツウエアを幅広く手掛ける。生産難度の高い生地は中国で生産し、ミャンマーやカンボジアで製品化する分散体制を敷く。

 オーガニックコットンやリサイクル繊維の活用に加え、在庫生地がある場合は20日以内の出荷が可能な小ロット(100~500枚)、かつ短納期な供給体制を構築している。

 今回展では、大手衣料品量販店や生活雑貨チェーン、セレクトショップなどをターゲットに、コストメリットのあるASEAN生産をアピールする。