帝人フロンティア 美容は“着る”時代へ
2026年04月01日 (水曜日)
帝人フロンティアは、ウェルビーイングの向上を目指すライフスタイルブランド「FILIF」(フィリフ)を立ち上げた。第1弾として美容成分を配合した美容繊維を使った商品を今年秋に市場投入する。当面は消費者に向けて電子商取引(EC)サイトなどで展開し、その後BtoBにも商売を広げる。
新ブランドは、同社が培ってきた繊維の開発・加工技術に、着用する化粧品「ラフィナン」の展開で蓄積してきた美容分野の知見を組み合わせた。「肌に触れる時間と感覚に着目し、美容効果が期待できる成分を配合した機能性繊維」と定義する美容繊維を使った商品を打ち出していく。
品質と安全性の高さを証明するために第三者機関で試験を実施し、エビデンス(科学的根拠)と共に製品を展開する。肌刺激性・安全性への配慮を製品企画の段階から組み込む。同社は化粧品製造販売の許可を得ており、展開商品は化粧品として登録する。
第1弾は、美容繊維の特徴を実感しやすいナイトウエアやナイトキャップ、枕カバーなどを販売する予定。保湿性を付与するが、消費者のニーズなどを勘案しながらさまざまな美容成分の活用を検討する。着心地も重要視し、使用する生地も独自に開発した。
心地よさと美容効果を実感できるアイテムとしてルームシューズやルームソックスなどの生活雑貨もアイテムに加える。また、睡眠にも領域を広げたいとし、シーツやブランケットなどの寝具類の販売も視野に入れている。
消費者向けで販売を開始し、フィリフの世界観を浸透させ、ブランドの価値を高めていく。次のステップとしてBtoBにも拡大するなど、BtoCを基点にビジネスの好循環を生み出す。2030年にBtoCとBtoBを合わせて売り上げ10億円を目指す。





