ごえんぼう

2026年04月06日 (月曜日)

 土曜日の昼下がり、突然同僚から電話がかかってきた。家の近くまで来たから、酒でも飲みに行かないかという誘いかと思ったが、実は倒れて今、病院のICU(集中治療室)にいるのだという▼突然死は日本人の全死亡の1~2割を占め、心筋梗塞や不整脈など心臓病が主要因とされる。40代以降でリスクが高まり、年間約7~9万人、1日約200人、7分に1人が命を落としている計算になる。幸いその同僚は妻がそばにいて、応急措置が早く一命を取り留めた▼約7割は何らかの予兆を放置した結果とされる。同僚は酒もたばこも実にうまそうに口にするタイプ。生活習慣の改善でリスクを下げられるとはいえ、習慣はそう簡単に変えられない。復帰すれば酒を断つのか、それともたばこを断つのか▼「もし妻がそばにいなかったら、確実に死んでいました」。その言葉に背筋が冷えた。自分が妻に愛想を尽かされていたら――。