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東洋紡エムシー/低反発と通気性を両立/三次元網状繊維構造体を開発

2026年04月07日 (火曜日)

 東洋紡エムシーはこのほど、低反発性を持つ三次元網状繊維構造体「ナインスクラウド」を開発した。従来の三次元網状繊維構造体「ブレスエアー」を進化させ、枕などに求められる低反発クッション性を実現した。

 ナインスクラウドは、ブレスエアーと同様の構造を持ちながら、独自の紡糸技術によって繊維を芯鞘構造とした。芯に低反発樹脂、鞘に高耐久性樹脂を配置することで、耐久性や耐熱性を維持しながらソフトな低反発性を発現することに成功した。容易に水洗いできることや蒸れ感を防ぐ通気性などブレスエアーの特徴はそのままに、体に寄り添うクッション性を実現している。

 低反発クッション材として一般的なウレタンフォームは、通気性が低く蒸れ感が生じやすいことや、水洗い時の乾燥に時間を要するといった課題があった。これら課題を解決する低反発クッション材としてナインスクラウドを提案する。

 4月下旬から応援購入サービス「マクアケ」を通じてナインスクラウドを中材に用いた枕を先行販売する。