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今季EF・ペルチェ222万点投入

2026年04月16日 (木曜日)

 ワークマンは15日、都内で今季投入する暑熱対策アイテムの新製品発表会を開催した。主力製品の販売計画数は電動ファン(EF)付きウエアとペルチェ素子式ウエア計222万点、断熱素材ウエア「Xシェルター」シリーズ278万点、UVカットウエア260万点。欠品による機会損失を防ぐための備蓄体制も強化しており、冷却・UVウエア市場でのシェアを一気に高める考えだ。

 ワーキング分野だけでなく、一般ファッション分野にも裾野を広げていきたいとするEFウエアとペルチェウエアの両製品で計203億円の売り上げを目指す。このうちEFウエアは、プライベートブランド(PB)を中心に仕入れ品も含めて190万点を計画。内訳はウエア120万点、デバイス70万点。冷暖房対応のペルチェウエアは、内側7カ所にペルチェ素子プレートを配置。冷房機能においては環境温度に対して最大マイナス30℃の冷却効果が得られるという。

 同社では、両製品のワーキング分野向け市場規模が600億円なのに対し、一般ファッション向けは1千億円と試算。今季販売計画では、ワーキング向け165万点150億円、一般向け57万点53億円としているが、将来的には潜在需要のある一般ファッション向けにシフトしていく可能性もありそうだ。

 昨年比8倍増産するXシェルターシリーズは、55アイテム、278万点を投入し、売り上げ63億円を計画する。外部の熱気遮断と内部の冷気保持を実現する構造が特徴。東レと共同開発した最上位製品「オメガ」は、高遮熱、高通気、気化冷却をはじめ暑熱軽減につながる20機能を搭載した。フードのファスナーを顔まで上げてUVを防ぐパーカは昨年比2・5倍の増産で32億円の売り上げを見込んでいる。

 会場内に設置したランウエーでは「超過酷!!災害級酷暑45℃サバイバル・ファッションショー」と銘打ったイベントも行い、各製品の機能性を訴求した。