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コーニット・デジタル/ロールツーロールで新機/履物・高機能分野へ拡大

2026年04月23日 (木曜日)

 イスラエルのデジタル衣料生産機器メーカー、コーニット・デジタルは、履物や自動車内装など高耐久用途向けにロール状の生地に連続印刷するロールツーロール型新機種「プレスト・マックス・プラス」を発表した。

 同機は既存機をベースにした単一工程のデジタル顔料プリントシステムで、前後処理不要の無水印刷により廃棄物やエネルギー消費を削減。小ロット対応と幅広い素材適性を特徴とする。

 耐久性向上技術「デュラテック」を搭載し、摩耗や屈曲への耐性を強化。靴アッパーや機能素材、自動車内装など高負荷用途に対応する。特許出願中の「プレサイズ・オーバープリント」により、伸縮素材でも高精度なプリントが可能。

 履物分野では機能性インクによる特性付与にも対応し、高機能繊維用途の拡大を狙う。ロネン・サミュエルCEOは「産業用途への展開を加速する」としている。

 白インクやネオンインク、立体表現技術「XDi」、品質管理機能「クオリセット」も備える。既存機からのアップグレードにも対応。

 ドイツのフランクフルトで開催中の縫製関連機器見本市「テックスプロセス」で披露している。