ごえんぼう
2026年04月24日 (金曜日)
気象庁が最高気温40度以上の日を「酷暑日」と定義した。もはや酷暑は“異常”ではなく“常態”。夏の装いは涼しさから、命を守る装備へと変わりつつある▼吸放湿性や接触冷感は当たり前となり、体温調整や遮熱などスポーツ由来の機能素材、ユニフォームの電動ファン付きウエアも日常着に浸透し始めた。衣服は“環境対応ツール”、体調管理を支える“生活インフラ”へと役割を広げている▼こうした流れの中で、機能性の根拠を明確に示す動きも広がる。接触冷感値や遮熱率、汗処理性能の試験方法を開示する商品が増え、科学的裏付けを備えて訴求する。とは言え、TPOに応じたファッション性も欠かせない。色柄やパターンなど感性価値との融合も進む▼日傘や帽子、サングラスの利用も増えるだろう。それらを整理・収納できる機能性バッグの需要も高まりそうだ。酷暑日を憂えるより、商機として前向きに捉えたい。





