「オーガニックフィールド」/移行期綿のTシャツ/「エル・ショップ」で販売

2026年04月24日 (金曜日)

 スタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)が展開する、綿花農場の有機化を支援する取り組み「オーガニックフィールド」の綿花を使って作ったTシャツが、ハースト婦人画報社(米国)のオンライン・セレクトショップ「ELLE SHOP」(エル・ショップ)で22日から販売されている。

 オーガニック綿が世界の綿花生産量に占める割合はわずか2・9%に過ぎない。認証取得までに必要な「3年間の移行期間」が普及の妨げになっている。この期間、農家はオーガニックと同じ栽培方法を実践しているものの、収穫した綿花をオーガニックとして販売することはできず、経済的なリスクを抱えることになる。

 オーガニックフィールドはこの移行期間に収穫される綿花(コットン・イン・コンバージョン)を買い取ることで農家の挑戦を後押しする取り組み。

 2020年にインドで発生したオーガニック綿の偽装問題をきっかけに取り組みをスタートさせ、種の選定から綿花の栽培、糸の生産まで管理することでトレーサビリティーを担保している。

 今回の企画はオーガニックフィールドの理念に、ハースト婦人画報社が賛同したことにより生まれた。エル・ショップで高い人気を誇る「アメリカーナ」「エブール」「キャサリンハムネット」「オブラダ」「サードマガジン」という五つのブランドが協力し、スペシャルTシャツを販売することになった。

 デザイン、サイズ展開はブランドによって異なり、価格は1万780~2万900円。