関係悪化の中でも~AFF・大阪2026春 レビュー②
2026年04月28日 (火曜日)
長年の対日実績アピール
「AFF・大阪2026春」には、対日貿易経験豊富な企業が集った。
南通日登国際貿易は東京開催のAFFには複数回出展しているが、大阪展は今回が初。販路のほとんどが日本で、30年以上の対日縫製品供給実績がある。
カットソー製品とセーターの生産を得意とし、今回展でも「ニット関連の新規オーダーを獲得したい」と意気込んで展示商談した。中国内に二つの縫製工場を持ち、ミニマムロットは50枚で最短納期は15日。2025年にはミャンマーにも編み立てと縫製の工場を合弁で設立したため、「大口も大歓迎」と話した。
遼寧斕捷服飾は20年前からAFFに出展し続け、対日取引を拡大させてきた。現在の販路は100%対日。ユニフォームや高機能ウエアなどの縫製を受注し、最短30日以内という短納期機能、生地や副資材からの提案力などを強みとする。2日目時点で10件ほどの新規来場者からサンプル依頼や見積もりをもらえたという。
濰坊康尚国際貿易は25年前から対日取引100%の縫製工場。エプロン、浴衣、ガウン、パジャマ、作務衣、シーツ、タオル、スリッパ、テーブルクロスなどを縫製し、品質の高さと小口対応、豊富な外注先が強み。
「日中関係の悪化が非常に心配」とするが、「日本の文化を理解できているという自負があり、新規のお客さまとも信頼関係を築いていけるはず」と対日拡大に自信を示した。
寿光華昱紡織品も25年の対日取引実績があり、販路は100%対日。スリッパの生産に特化しており生産能力は年間240万足。顧客の要望を正確にくみ取った上での企画・デザイン力を強みとしており、多様な生地をスピーディーに手配する力も持つ。「展示会はビジネス拡大の最大のチャンス」とし、来場者を積極的に自社ブースに呼び込んでいた。





