下廃水再利用向けUF膜発売/東レ
2026年04月30日 (木曜日)
東レは、下廃水再利用向け限外ろ過(UF)膜の販売を5月から開始する。独自の微細孔制御技術によって高除去性と低ファウリングを両立した。逆浸透(RO)膜プロセスの負荷低減と長期安定運転に寄与する製品として、グローバルで展開する。
新製品は、業界最小クラス(同社調べ。2026年4月時点)の公称孔径0・005マイクロメートルを実現した。これにより、下廃水に含まれる有機成分(バイオポリマー)の透過率を同社従来品比約3分の1に低減し、パイロットテストでもバイオポリマー起因の造水量低下を従来比で約3分の1に低減した。
世界的に水需要が高まる中、下廃水規制が各国で強化されている。一方で下廃水には多くのバイオポリマーが含まれ、膜の閉塞を引き起こす一因になっている。このバイオファウリングが下廃水再利用プロセスの大きな課題になっていた。
下廃水再利用プロセスの導入が加速する北米を中心に世界市場で拡販を図る。5月4~7日にドイツ・ミュンヘンで開催される国際環境技術見本市「IFAT Munich 2026」に出展を予定している。





