往来
2026年05月01日 (金曜日)
「当社の事業が世のためになるように」と願いを込めるのはスタイレム瀧定大阪(大阪市浪速区)の瀧隆太社長だ。「三方よし」「ウィンウィンの関係で」「社会の公器として」――など、自社を社会の一員であると正確に認知した上で、取引先や社会に対してお役に立ちたい、立つべきといった類の言葉を発するトップは多い。筆者がひねくれているにせよ、そこにうそくささを感じることもたまにある。同社のある従業員は氏を、「人間として曲がったことを絶対にしない人」と評した。およそ20年にわたる取材経験にこの人物評が相まって、氏の発した「世のために」という言葉にうそくささはみじんも感じられない。





