吸湿ポリエステルで用途開拓
2026年05月18日 (月曜日)

東洋紡せんいは高吸湿性ポリエステル短繊維「グレファージュ」の用途開拓に取り組む。寝装寝具向けで先行するが、産業資材向けにも広げる。
グレファージュは6・6デシテックスの中空、立体捲縮(けんしゅく)のポリエステル短繊維を改質加工したもの。分子レベルで機能性材料を化学結合しているため、後加工とは異なり、洗濯耐久性に優れ、機能性を維持できる。ポリエステル短繊維のため速乾性もある。
同社によれば100%使いで通常ポリエステル短繊維の16倍の吸湿性があり、綿も上回る。グレファージュと、粒わたポリエステル不織布シート「エアークロス」を組み合わせれば吸湿性を持つクッション材も製造可能だ。
用途開拓の一環で、13~15日、インテックス大阪で開催された「サステナブルマテリアル展大阪」の同社ブースでも披露した。
来場者からは「蒸れを防ぐ中材に使えるかもしれない」(車両シート製造)、「取り扱わせてほしい」(資材系商社)など関心は高く、産業資材向けの開拓に手応えを得た。
同展ではグレファージュ、エアークロスのほか、メッシュ素材や断熱フェルトなども出品した。





