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東洋紡エムシー/30年度に営業益200億円/新中計でコア技術を深化

2026年05月21日 (木曜日)

 東洋紡エムシーはこのほど、2030年度(31年3月期)を見据えた26年度から28年度までの3カ年中期経営計画を策定した。「コア技術の深化・拡充」「ビジネスモデル変革」「ポートフォリオ再構築」を基本方針に「電材」「環境」「モビリティ」を成長領域と位置付け、経営資源を集中投入する。これにより中計最終年度となる28年度には営業利益145億円を計画し、30年度には営業利益200億円の実現を目指す。

 新中計は、30年度での目標達成に向けて、成長領域を捉える主体的な事業ポートフォリオの入れ替え・再構築に主眼を置いた。接着・合成技術による電材領域、紡糸技術を生かした高機能繊維などによる環境領域、樹脂・不織布など高機能素材を生かしたモビリティ領域を注力領域と位置付け、海外展開の強化、ソリューションビジネス化、新規開発テーマの推進、M&A(企業の合併・買収)などを積極的に進める。

 繊維関連では、環境領域で中空糸膜や活性炭繊維、スーパー繊維など紡糸技術を軸に発展した特色ある素材を強みとし、装置化や最終顧客へのアプローチを組み合わせたソリューションビジネスへの転換を進める。