繊維ニュース

フィルム包装製造のCO2削減/東レと三井化学

2026年06月01日 (月曜日)

 東レと三井化学は、無溶剤ラミネーションと電子線(EB)照射をインラインで行うプロセスと、そのラミネーション工程用接着剤を業界で初めて開発した。フィルム包装製造におけるラミネーション工程の二酸化炭素(CO2)排出量が約61%削減できる。

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム/省エネ軟包材ラミネートシステムの開発」の下で取り組みを進めてきた。三井化学のウレタン接着剤技術と東レのEB硬化型フレキソ・オフセット印刷技術を融合し、開発に成功した。

 今後は、印刷からラミネーションまでを含むフィルム包装製造工程全体の省エネルギー化とCO2削減を図り、環境対応と生産性向上の両立を目指す。2027年の社会実装を目標とする。