ごえんぼう
2026年06月11日 (木曜日)
東京で夏日が観測された4月、大手アパレル企業が次々と夏物を投入した。オンワード樫山と三陽商会は気温上昇を鑑みて、一部ブランドで機能素材の半袖シャツやサマーニットを並べている▼おおむね1カ月半程度、夏物投入が早まった。今年も春物商戦は短期化し、一気に夏物へと消費マインドが変わっている。梅雨明け後は気温40℃以上の酷暑日も予測され、今後は酷暑商戦も控える▼激しい気温上昇を経験し、多くのアパレル企業は「気温軸」のMDを組むようになった。昔から「天候商売」を揶揄されてきたアパレル業界だが、近年はMDの精度が上がっている▼熱エネルギーを反射する遮熱、UVカットといった機能性ウエアを豊富にそろえる。今年は準備万端といった印象だ。新たな「酷暑スタンダード」が定着すれば、新しいマーケットも生まれる。逆境をチャンスに変えられるか、今年の購買状況を注視している。





