この人に聞く/AFF社長 黄 雨晨 氏/有意義な展示会に発展
2026年06月11日 (木曜日)
今日11日まで東京都豊島区のサンシャインシティで開催中の「第48回AFF・東京2026夏」。中国を中心とするアジアのOEM・ODM企業が集い、会場は買い付け担当者らでにぎわいを見せている。AFF(さいたま市)の黄社長に展示会の見どころなどを聞いた。
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――今回展の特徴は。
東京での開催規模は縮小してしまいましたが、出展企業の約6割が過去に出展経験を持っている、いわゆる“常連組”です。AFF・東京に対する信用・信頼や期待の表れだと感じています。同時に日本市場強化・開拓に対して意欲的であるとも言えます。
日本の企業や買い付け担当者は、価格を抑えたOEM生産だけではなく、企画力(ODM)や短納期、ロット対応、品質、継続性、機能性、環境対応なども求めるようになっています。出展企業は回を重ねるごとにレベルアップしており、それらの要望に対して前向きに応えています。
――出展企業の強みや優位性はどこにありますか。
特に中国の企業は日本企業との取り組みの歴史が長く、信頼関係が構築できていることです。また、日本の企業や市場の要望も把握できています。ニーズの変化も中国企業に優位に働いています。日本が求める機能素材やリサイクル素材の開発も進んでいますので、中国企業の存在感はまだまだ大きいと思います。
――ただ、円安と人民元高で中国国内のモノ作りが難しくなっています。
昨年までは大きな問題になっていなかったのですが、今年に入って厳しさが見えてきました。AFF・東京が終わってからアンケートを実施し、「どのような対策を取っているのか」「どのような解決策があるのか」などを出展企業と一緒に探っていきたいと思います。
――今回展は第48回です。50回の節目も近付いてきました。
AFFは、繊維業界の交流の場としての役割も果たしています。また、今回初めて無料の通訳を用意するなど、サービスの充実も図っています。こうしたことで出展企業と日本企業の双方にとって有意義な展示会に発展してきました。今年秋の大阪展で50回を迎えますが、60回、70回と続けられるよう頑張ります。





