ビニル製品の自社生産撤退/東洋クロス
2026年06月16日 (火曜日)
東洋紡グループの東洋クロス(大阪市中央区)は、2027年3月末でビニル製品の自社生産から撤退し、委託生産による供給に移行することを決めた。生産設備が老朽化しており、現在の市場性では新規投資が難しいと判断したため。
塩化ビニルなどを使うビニル製品は手帳や辞書などの装丁が主力用途。現在、樽井事業所(大阪府泉南市)で生産しているが、設備が老朽化しており、安全防災の観点からも設備更新が必要となっていた。しかし、手帳や辞書の装丁といった用途は市場成長性が乏しく、新規投資に見合う収益性を確保することが困難と判断し、自社生産から撤退することとなった。
27年3月31日で樽井事業所のビニル製品製造設備は休止する。その上で、これまで蓄積した技術やノウハウを協力工場に提供することで社外での委託生産に切り替える方向で検討。これにより需要家への供給責任を果たし、影響を最小限にとどめるよう努める。





