ごえんぼう

2026年06月18日 (木曜日)

 ビンテージ市場に投機マネーが流入している。有力デザイナーが担当していた時代の「シャネル」「エルメス」「セリーヌ」などのアイテムが高騰してきた▼ファッションでは希少なジュエリー、デニム商材(ジーンズやトラッカージャケット)がその対象だったが、アパレルも資産価値が見込めると踏んだのだろう▼新たにビンテージ市場に参入したバーニーズジャパンのペニー・ルオ社長も「資産価値のあるアパレルを販売する」と話す。同社にあるアパレルは価値が上がり、価格も跳ね上がっていた▼ただ、恐ろしいほど価格の上がったビンテージのジーンズを見ると、投機マネーに振り回されている印象が強い。実体の価値以上に価格がつり上げられ、マネーの流出時には一転して暴落を引き起こすことも考えられる。あるリユース店の関係者は「悩ましいがジーンズに集中していた資金が、今後はアパレルにも流れる」と読む。