シキボウ 「アゼック」で生分解素材
2026年06月19日 (金曜日)
シキボウは、資源循環を見据えた回収型生分解性素材の提案を強化する。生地商社のV&AJapan(大阪市西区)が手掛ける生分解性ポリエステル「クラフトエボ・リーテ」と高通気素材「アゼック」を組み合わせた生地を展開し、ユニフォーム市場への浸透を図る。
クラフトエボ・リーテは、特定条件の堆肥に埋めると水と二酸化炭素に分解される素材で、製品回収後にV&AJapanの堆肥場で処理し、資源循環させる仕組みも合わせて提案する。アゼックとの共同企画は昨年10月の展示会から展開を始め、認知度の向上とともに引き合いも増えている。
ワークウエアや食品白衣に向け、クラフトエボ・リーテと綿の混紡糸を用いたアゼックの織・編み地を開発した。ユニフォーム素材で多い綿・ポリエステル混生地への置き換えも見据え、採用拡大につなげる。
同社はこのほか、グループの新内外綿と連携した繊維廃材のアップサイクルシステム「彩生」や、廃棄綿を粉砕して樹脂と混ぜ合わせるバイオマスプラスチックペレット「コットレジン」を展開している。多様な選択肢をそろえ、再資源化の可能性を広げる。





