アイトス/環境配慮と動きやすさ両立/多様化する需要捉える
2026年06月19日 (金曜日)
ユニフォーム製造卸のアイトス(大阪市中央区)は26秋冬に向け、「タルテックス」ブランドから環境配慮と動きやすさを両立した裏綿のワークウエアを打ち出した。軽防寒や収納力を高めたジャケット、セーフティーシューズの上位モデルも加え、多様化する現場の需要を取り込む。
「エコ裏綿2WAYストレッチ」は、東レの植物由来ポリエステル繊維「エコディア」を使った「エコマーク」対応商品で、ブルゾンとパンツを各2型そろえた。緯糸に加えて経糸にも東レのストレッチ素材「ライトフィックス」を採用し、全方向へのストレッチ性で着心地を高めた。作業現場だけでなく、環境対応を重視する企業や自治体にも提案する。
軽防寒では、表地とフリースの間に防風フィルムを挟んだ3層構造の「裏フリース防風ボンディング」のジャケットを投入。中わたを使わずに保温性を確保した。物流や配送業などに向けた「マルチポケットジャケット」は、両胸に伝票や封筒を折らずに収納できる大型ポケットを備え、内部に間仕切りを設けて使いやすさを向上させた。
セーフティーシューズには、上位モデルの「タルテックスプロ」シリーズを新たに加えた。従来品より高価格帯で、日本人の足形に合わせて木型を改良し、履き心地と耐久性を高めた。ダイヤル式のミドルカットとローカットをそろえる。
既製品の2次加工による「カスタマイズ提案」にも注力する。国内工場でワッペンの取り付けや反射テープの追加などに対応し、別注品より短納期で独自性を出せる点が支持され、引き合いを伸ばしている。
〈グリーン購入法新基準に対応〉
4月から「グリーン購入法」の「制服・作業服等」分野に2段階の判断基準が導入された。より高い環境性能を示す基準値1には、素材要件などに加え、カーボンフットプリント(CFP)の算定・開示、製品使用後の回収・再使用・リサイクルのシステム構築が新たな要件として盛り込まれた。
同社は業界に先駆け、カタログ製品のCFP開示やユニフォームの易リサイクル設計に取り組んできた。グリーン購入法対応商品は官公庁や公的機関で採用されており、豊富な実績を生かして新たな需要を開拓する。





