インド・IF&LS展/天然素材使いインテリア訴求/日本重視し積極投資も

2026年06月22日 (月曜日)

 17~19日にマイドームおおさかで開かれた「インディアファッション&ライフスタイルショー大阪2026」(IF&LS展、日印国際産業振興協会主催)で、寝具・インテリア関連出展企業は天然素材使いのアイテムなどを訴求した。日本を重視し、対日専用工場を設立した企業も見られた。

 インテリア製造のヴァスラル・インターナショナル(ケララ)は、レピア織機50台、縫製設備を持ち、250センチの広幅を生かしたカーテンをはじめ、クッションなどを製造する。欧米が主販路で、日本向けは生地売りが中心。同展では伸縮性のあるリネン×綿の平織を重点訴求。肉厚生地で加工して肌触り感を良くした。同生地使いのクッションなどの製品も展示した。

 バッグ製造のセカワティ・インペックス(ジャイプール)は、紡績、製織、縫製設備を持ち年間1千万個のバッグを製造する。日本向けが半分を占め、対日専用工場を1年ほど前に新設し、日本の品質などへの対応力を高めた。

 初出展で中高級ベッドリネンやクッションを扱うMIIエクスポーツ(デリー)は、豪州や米国向けが主販路で、日本向けはないが、同展などを足掛かりに日本向けを強化する。

〈生産コスト30%増〉

 中東情勢の悪化で、IF&LS展に出展したインドの寝具・インテリア関連企業の生産コストが30%程度上昇している。

 ヴァスラル・インターナショナルは、中東情勢の悪化以降コストが30%上昇したと指摘。綿や染料価格が上がっているという。今後、価格転嫁する必要があるとの認識を示す。インテリア製品などを製造するラマハンディクラフトグループも染料や綿を中心に25%のコスト増になっていると話す。

 販売面でも厳しさがあり、関税やインフレによる消費減速で米国向け販売が半減している出展企業も見られた。