踏み出せ!編み出せ!次の一足~靴下ソムリエのいま⑦/助野 総合管理部兼法務部ヘッドチーフコントローラー 山田 亮さん

2026年06月24日 (水曜日)

伝わるモノ作り構築へ

 「身に付けた知識は自らの財産になる」――靴下、レッグウエア製造小売の助野(富山県高岡市)の山田亮さん(49)は、靴下ソムリエで得た知識についてそう語る。靴下ソムリエの“いま”を追う連載の第7回は、助野一筋で勤続27年、まもなく50歳を迎える山田さんが思う「折り返し地点」に焦点を当てる。

  ――現在の業務は。

 量産の品質管理、堅ろう度や耐摩耗性検査などの検査機関対応、品質表示や広告の法務確認、産学連携の商品開発など多岐にわたります。以前は、消費者対応も担っていました。

  ――資格検定を受けたきっかけは。

 仕事をする上での“土台”が欲しくて受けました。最初は、「繊維製品品質管理士」(TES)、続いて「消費生活アドバイザー」を取得しました。

 消費者対応をしているとかなりマニアックな質問を受けることもあります。これまで取得した二つの資格では業務を担う上で知識が足りないと感じて、「靴下ソムリエ」の資格試験を受けました。その後、「知的財産管理技能士」も取得しています。次は、ビジネス法務検定を取るべく学んでいます。

  ――さまざまな資格を取得しています。

 まもなく50歳。人生の折り返し地点を迎えるに当たり、後進の育成に力を注ぎます。これからを担う世代の見本となれるように、自らの行動で示したい。身に付けた知識は、自らの財産となり、靴下に関わるどのような分野に携わっているとしても、全ての領域で有用です。

 特に今回は初めて、富山県高岡市の協同組合高岡問屋センターで試験が実施されます。高岡市から靴下ソムリエを盛り上げていきたいですね。

  ――今後目指すことは。

 研究開発拠点の「助野LAB(ラボ)」を中核に、得意先だけではなく、その先にいるエンドユーザーに伝わるモノ作りを構築したいと思います。

 当社は今年1月、70周年を迎えました。これからも、技術の開発と革新に挑戦し続け、100周年を目指します。

(毎週水曜日に掲載)