東レ/JAXAの事業に採択/宇宙でのモノ作り実現へ
2026年06月23日 (火曜日)
東レは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した宇宙戦略基金事業(衛星など、第二期)において、技術開発テーマ「空間自在利用の実現に向けた技術」に「宇宙空間向け高機能樹脂材料、軌道上での3D積層造形技術の創出」が採択された。
東レが代表機関となり、慶應義塾、粉末樹脂材料開発・販売のアスペクト(東京都稲城市)、3Dプリンターを製造・販売するエス.ラボ(京都市)と連携する。培ってきた材料技術を基盤に、真空、温度変動、放射線といった宇宙特有の環境下でも使用可能な高機能樹脂材料と高品質な3Dプリンター技術の創出を目指す。
また、造形物の高品質化に寄与する真球パウダー「トレパール」や高機能樹脂パウダー「トレミル」の技術を高度化することで、宇宙空間に適した信頼性の高い部品製造の実現を図る。
今回の技術は、小型衛星向けの短納期部品や宇宙ステーション内の補修部品など、宇宙空間で迅速な対応が求められる用途への活用が期待されている。そのほか、デブリ衝突から機器を保護するシールド補修への応用なども見込まれている。





