海水濃縮技術に技術賞/東洋紡エムシー
2026年06月24日 (水曜日)
東洋紡エムシーはこのほど、2026年度「日本海水学会賞(技術賞)」を受賞した。受賞テーマは、安川政広氏(東洋紡エムシー 環境ソリューション開発セクションリーダー)、合田昌平氏(同 環境ソリューション開発セクション)、三浦佑己氏(東洋紡エムシーミドルイーストインダストリーズカンパニー、LLC CTO)、松出耀広氏(東洋紡エムシー 環境ソリューション営業セクション)による「浸透圧補助型逆浸透(OARO)法による海水濃縮技術の開発」。
今回受賞対象となった内容は、海水淡水化向け中空糸型逆浸透膜「ホロセップRO膜」で培った技術を基に展開した「ホロコップBC膜」で、溶液からの有価物回収工程にBC膜(水と有価物を分離できる水処理膜)を導入することで、従来型の蒸発法に比べてエネルギー使用量が削減できるというもの。
同膜は、膜の両側に同一濃度の溶液を通液し、加圧することで溶液中の有価物を濃縮する。浸透圧差の影響を受けないため、RO膜法と同等の圧力条件でより高濃度まで濃縮できる。
インドネシアの年産22万トンの大規模製塩工場に採用され、塩の生産性向上に貢献している。





