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精密紡糸技術で「特許庁長官賞」/東レ

2026年06月30日 (火曜日)

 東レは、発明協会が主催する令和8年度全国発明表彰において、「繊維の断面形態をナノスケールでデザインできる精密紡糸技術の発明」が「特許庁長官賞」を受賞したと発表した。このほど表彰式が、正仁親王妃華子殿下の臨席の下で行われ、賞が授与された。

 受賞したのは、複合紡糸における断面形成機構を抜本的に見直し、微細なポリマーの流れを精密に制御することで繊維断面の形態をナノスケールで設計可能とした精密紡糸技術。3種類以上のポリマーの複合化もでき、新たな高機能繊維の創出を可能にする基盤技術として特徴を持つ。対象特許は第5703785号。

 受賞者は、繊維研究所の増田正人リサーチフェロー・所長、総合力活用推進室の水上誠二シニアマネージャー、エンジニアリング開発センターの船越祥二工務技監・ダイレクター。