モデラート/26秋冬へコート戦略加速/新規客獲得へ裾野広げる
2026年07月02日 (木曜日)
モデラート(東京都品川区)は、自社DtoCブランド「ソージュ」とユニセックスブランド「ソージュk」の両方で、26秋冬に向けたアウター戦略を強化する。ウールカシミヤコートやピーコートの投入、メルトンコートの拡充、羊革ブルゾンなどの新提案を通じて商品ラインアップを広げ、新規顧客の獲得とブランドの裾野拡大を狙う。
〈ウールカシミヤ軸に拡充/「ソージュ」〉
婦人服ブランドのソージュは26秋冬向けに、ウールカシミヤコートを打ち出す。これまでなかったピーコートも投入。商品の幅を広げることで、新規客の獲得につなげる狙いだ。ソージュは自社の電子商取引(EC)サイトから直接消費者に販売するDtoCのブランドで、大人の女性をターゲットにする。
テーラードロングコート(5万1700円)やステンカラーコート(4万9500円)、ピーコート(4万4千円)の3型を用意する。いずれも表地の素材はウール65%・ナイロン25%・カシミヤ10%の構成。ナイロンを加えることで、軽やかさと程よいハリ感を加えた。
複数回の起毛加工と毛並みを整える仕上げ加工を施しており「クリアな表面感だが、温かみのある風合い」(担当者)だ。毛玉もできにくいため、長く着られる。
ミドル丈のステンカラーコートは、丸みを帯びたコクーンシルエット。新商品のピーコートは、一般的なものに比べ着丈が長め。身幅も広めでオーバーシルエットにして“落ち感”を出した。「ピーコートは若い人が着るイメージもあるが、大人の女性にも着てもらえるデザインに仕上げた」という。
ウールカシミヤコートは、いずれも9月中旬から展開する予定だ。
〈ロングコートとブルゾン強化/「ソージュk」〉
ユニセックスブランドのソージュkは、26秋冬向けにロングコートやブルゾンの打ち出しを強める。ブルゾンは素材にこだわり、羊革やウールで仕立てる。同ブランドのデザイナーは「08サーカス」などを手掛ける森下公則氏。ソージュkも自社ECサイトから直接消費者に販売するDtoCブランドで、25秋冬に始動した。
昨年人気だったスーパー140ウール使いのメルトンバルマカンコート(6万4900円)は、サイズや色を増やす。昨季はロング丈である点が支持を集めたという。このため、今季は同じくロング丈のメルトンフィールドオーバーコートを新投入する。デザインはダブルボタン仕様。価格は5万9400円。いずれも10月から展開する。
コート以外では羊革のオーバージップブルゾン(5万5千円)や、圧縮ウール素材を使った編み地のフーデッドブルゾンを提案。フーデッドブルゾンについて、担当者は「デザインはナイロン製のトラックジャケットと変わらない。形はカジュアル、でも素材はウールで上質。この両面性が訴求のポイント」と話す。ブルゾンは9月から販売する。





