ごえんぼう
2026年07月03日 (金曜日)
線状降水帯が頻発する昨今。台風7、8号では静岡や三重など4県で600人余りが避難した。東北や山梨で震度5以上の地震も続き、複合災害への備えが問われる▼豪雨、地震のいずれでも、避難所生活で必要となるのが毛布や簡易寝具、吸水・防水シートなどの基礎的な生活支援物資だ。軽量性、収納性、耐久性、衛生性を備え、迅速な配備が求められる。自治体の備蓄では調達の安定性や品質管理の観点から国産品の採用が増えてきた▼湿度が高い梅雨~夏の災害では、通気性や吸湿性の高い寝具が体調管理を支える。睡眠環境の悪化は健康被害につながり、寝具の機能性が被災者の生命に直結する。地震で長期避難が生じた場合も、衛生管理や快適性の確保が欠かせない▼自然災害が重なる時代に、防災用繊維製品は生活を守る基盤となる。平時から備蓄の質をどう高め、災害時の迅速な支援につなげるかが業界に求められている。





