繊維ニュース

JIIPA/AIで商談支援強化/29日から「ITF東京」

2026年07月06日 (月曜日)

 インドのアパレル&ホームファッション展示会「第18回インドトレンドフェア(ITF)東京」が29~31日、新宿住友ビル三角広場で開催される。約200社が出展し、繊維輸出国として存在感を高める同国の最新トレンドを紹介。人工知能(AI)を活用した商談支援機能を強化し、情報整理や分析の効率化を図る。

 同展は、インド政府繊維省と在日インド大使館の特別後援を受け、日印国際産業振興協会(JIIPA)が主催。ファブリック、衣料品、ホームテキスタイル、手織り布・製品、カーペット、機能性テキスタイル、服飾雑貨など幅広い商材を通し、日本への輸出振興と、日本からインドへの生産誘致、投資促進を図る。

 商談精度向上のために導入した、インフォアイ(東京都千代田区)のデジタルツール「キリコムプラス」の機能も拡充する。

 展示品のタグに付いたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで商品情報などをクラウドに自動保存するセルフピック機能に加え、新機能「ログメモ」を展開。ブースごとに写真とメモを残せる仕組みで、担当者名や価格などの詳細情報をその場で記録できる。

 保存した内容を人工知能(AI)が整理し、要点まとめ、比較表、次のアクション案、社内共有用サマリーなどを自動生成する。多言語の名刺読み取りや手書き情報のデータ化にも対応し、展示会の情報管理も大幅に効率化できる。会期後のやり取りもスムーズにする。

 ITF東京は、インドの素材力と日本企業の調達・企画ニーズを結び付ける商談の場として定着してきた。デジタル機能の拡充によって“見る場”から“つながる場”へと進化を続ける。