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日本労働科学学会/クラボウで年次大会/大原孫三郎とサステ経営

2026年07月16日 (木曜日)

 労働科学の理論や歴史、政策に関する学術研究団体である日本労働科学学会は、8月6~7日に第7回年次大会をクラボウ本社(大阪市中央区)で開催する。「サステナブルな経営と労働科学」を大会テーマに、サステイナブル経営の原点としてクラボウ第2代社長である大原孫三郎の〝労働理想主義〟について考察する基調講演も予定する。シンポジウムでも繊維企業が登場する予定だ。

 労働者の安全や健康を守り、労働環境を改善するための方法論を科学的に研究する「労働科学」が、日本で本格的に始まった1921年。労働科学の創設者である暉峻義等(てるおか ぎとう)の助言により大原孫三郎が倉敷労働科学研究所(現・大原記念労働科学研究所)を開設したことに始まる。このため現在でも大原記念労働科学研究所(東京都豊島区)は、日本労働科学学会と密接な協力関係にある。こうした縁から今回の年次大会をクラボウ本社で開催することになった。

 基調講演として繊維産業史・企業史研究の大家である大阪大学の阿部武司名誉教授が「大原孫三郎の〝労働理想主義〟にみるサステナブル経営の原点」と題して報告する。シンポジウムも実施し、繊維業界からは全日本短繊維紡績協同組合の木村嘉宏監事やグンゼの平岡真澄人事総務部シニアエキスパートが参加し、「サステナブルに働ける会社・人を支援する」をテーマに討議する。大会終了後には視察として大阪企業家ミュージアム(大阪市中央区)と綿業会館(同)を見学する。

 参加費は、学会員5千円、非会員8千円、若手発表者・学生3千円。懇親会参加費4千円。視察参加費千円(先着40人)。参加登録は専用サイト(QRコード)から。