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「オリヒカ」/洗濯50回後も高撥水/東レ協業で差別化コート

2026年07月16日 (木曜日)

 AOKIが展開する「オリヒカ」は26秋冬向けに、従来品より撥水(はっすい)効果の持続力を高めたコートを打ち出す。東レと協同で企画開発した素材を採用し、紳士用と婦人用にそれぞれ提案する。

 東レと協同で企画した機能素材の名称は「オリテックス」。紳士と婦人で一部機能が異なるが、最大の特徴は撥水性の高さだ。

 婦人向けに投入するのが「マシュマロシールドストレッチダウンコート」。マシュマロのような柔らかいタッチだが、雨や風から身を守る機能をイメージして命名した。

 特殊な糸構造により、雨などの水滴が付着しても丸くなって生地表面を滑るように落ちる。さらに小松マテーレの非フッ素系撥水の「ダントツ撥水CZ」加工を施しており、従来品より撥水効果が持続するのが訴求ポイントだ。50回洗濯後でも高い撥水性を維持するという。

 機能面だけでなく、見た目にもこだわった。「表側にキルトを入れず、着膨れしにくいシルエットにした」と担当者。価格は2万8490円と手に取りやすい価格設定にし、購入のハードルも低く抑えた。

 一方、男性用に打ち出すのが「ウェザーシールドアーバンコート」(3万9490円)だ。東レの有機フッ素化合物(PFAS)フリー撥水生地「デューエイト」に、透湿性に優れたラミネートフィルムを貼り合わせた素材を使用。撥水性だけでなく、蒸れにくさも高めた。

 デューエイトは、ハスの葉のような特殊な凹凸構造を生地表面に形成。生地に付いた水滴は滑らかに転がり、衣服内への水の侵入を防ぐ。