東京ソワール調査/夏用がない人も4割に/喪服を着て約4割「式前に疲弊」
2026年07月21日 (火曜日)
東京ソワールが20~70代女性285人を対象に実施した「夏の喪服に関する意識調査」(7月2~7日実施)によると、猛暑下での葬儀・法要参加は身体的負担が大きく、約4割が「式前に疲弊」と回答した。
一方で、夏用喪服を所有している人は54・7%にとどまり、4割以上がオールシーズン用の喪服を着用していることが分かった。これが暑さによる疲労の一因となっている可能性がある。
親族中心の法要では約6割が服装選びに迷ったと回答。近年の服装ルールのカジュアル化により、「どこまで礼節を保つべきか」の判断基準が曖昧になっている。参列者の服装については、「汗で生地が肌に張り付いていた」「上着を脱いでシャツやブラウス姿になり、格式が下がって見えた」といった印象を持つ人もいた。
東京ソワールではこうした課題を背景に、快適性と礼節を両立する夏向けフォーマルウエアの需要拡大を狙っている。31日には、東レの高通気、軽量素材「カゼノア」を採用した新しいフォーマルウエアを発売し、猛暑を新たな市場機会として捉えている。
調査からは、「暑さ対策」「冠婚葬祭の礼節維持」の両立が消費者の課題となっており、機能性の高い夏用喪服への潜在需要がある。特に高温化が常態化する中で、フォーマルウエア市場でも「快適性」が重要な商品価値になりつつあるようだ。





