ジム/海島綿の魅力再訴求/ハイゲージ中心に
2026年07月27日 (月曜日)
メンズニット専業アパレルのジム(東京都渋谷区)は、海島綿(シーアイランドコットン)を使用した製品の提案を強化する。27春夏向けではハイゲージを中心に、襟付きシャツやクルーネックシャツなどをそろえる。今年は海島綿の日本導入50周年に当たることから、改めてその魅力を幅広い層に訴求する。
西インド諸島で栽培される海島綿は、シルクのような光沢とカシミヤライクな肌触りを併せ持つ。かつては英国の管理下で栽培・流通していた。日本は、英国外で原綿輸入が許可された初の国であり、1976年に西印度諸島海島綿協会の日本支部が設立された。
同社は50周年の節目を機に海島綿を積極的に打ち出す。同素材を100%使用した60番双糸による18ゲージの横編み製品を投入するが、新潟県や山形県の協力工場で編み立て、岩手県や四国の協力工場で縫製するなど、日本製にこだわり、付加価値を高める。
27春夏のプレミアムラインでは、海島綿のほか、米国産のアメリカンシーアイランドコットンの提案にも力を入れる。60番双糸を使用した14、16ゲージの横編み製品に加え、エイトロックカノコやサーフニット、スムースなどの丸編み製品もラインアップする。綿・麻複合の「アイスリネン」も継続提案する。
海島綿の価格をはじめ製造コストは上昇基調が続いているが、「素材や糸にこだわったモノ作りを進め、価格に見合った価値を提案する」(八木原保会長)と強調した。海外生産品も販売するが、14、16ゲージを中心とした品位の高い商品をそろえる。





