帝人/複合機カバー水平リサイクル/富士フイルムBIと
2026年07月28日 (火曜日)
帝人は、富士フイルムビジネスイノベーション(BI)と共同で、市場から回収した使用済み複合機の外装カバー由来の再生プラスチックを、複合機の外装カバーに再利用する水平クローズドリサイクルのスキームを構築した。高い外観品質を実現し、複合機のフロントカバーに適用できる。
一般的に使用済み製品から得られる再生材は、バージン材と比べて物性が低下する傾向がある。帝人は、外装カバーに使用されるポリカーボネート系アロイ樹脂「マルチロン」について、リサイクルを前提とした設計を採用。長期間の使用後も物性の低下や変色が起こりにくい組成設計を行って生産する。
富士フイルムBIは、自社の使用済み複合機を独自の回収網を通じて回収し、リサイクルパートナーと連携して外装カバーから金属や種類の異なるプラスチックを取り除き、必要なプラスチックだけを回収・分解・選別する。部品を洗浄しながら粉砕し、異物の混入を防ぐ。
このプロセスを通じて得られた材料を80%使用しながらも、バージン材に相当する品質を持つ「マルチロンCM」を生産する。このマルチロンCMを使って、複合機の外装カバーの中でも特に高い外観品質が求められるフロントカバーを製造する。





