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西印度諸島海島綿協会/海島綿を次世代につなぐ/設立50周年の節目

2026年07月31日 (金曜日)

 西印度諸島海島綿協会は、設立50周年の節目を迎えた。29日に東京都内で記念パーティーが開かれ、会員企業や駐日ジャマイカ大使館臨時代理大使のキーシャ・カル・ウィター氏らが出席した。冒頭のあいさつに立った八木原保理事長は「海島綿を次世代につなぐことが責任」と強調した。

 西印度諸島で栽培され、シルクのような光沢とカシミヤのような肌触りが特徴の海島綿(シーアイランドコットン)。かつては英国の管理下で栽培・流通し、同国以外で原綿輸入が許可されたのは日本が初めてだった。それを機に9社で1976年5月に設立されたのが、西印度諸島海島綿協会日本支部だ。

 日本支部は任意団体として立ち上がったが、79年に日本が海島綿の独占買い付け国になったことを受け、協同組合に改組された。その後、協会を取り巻く環境の変化に対応するため、2021年に協同組合から一般社団法人に移行し、新体制が始動した。現在は45社が会員として名前を連ねる。

 海島綿の生産量は、全綿花の50万分の1とされ、綿花自体が持つ品位と希少性の高さから多くのファンを獲得している。栽培国であるジャマイカからの評価も高く、八木原理事長は「これらを次の世代につなぐことがわれわれの責任と義務。会員が一緒になって次の60年、80年、100年につなげていく」とした。

 来賓としてあいさつしたキーシャ・カル・ウィター氏は「海島綿がジャマイカと日本の友好関係をより深めている」と語った。そのほか、経済産業省製造産業局生活製品課長の野田太一氏、三越伊勢丹第2MDグループ新宿紳士企画部商品部長の落合将一氏が登壇した。