インターテキスタイル上海/香りで素材を体感/25日から開催
2026年08月04日 (火曜日)
【上海支局】世界最大級の生地・副資材見本市「インターテキスタイル上海アパレルファブリックス2026秋冬」が25~27日、中国・上海の国家会展中心で開催される。今回は、素材を感覚で体験する展示を強化。初めて香りを取り入れたトレンドエリアを設置するほか、ペットファッションやシルバー経済などの成長市場に加え、気候変動対応への提案を打ち出す。日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWО)が主催する「ジャパン・パビリオン」には、計38社が出展する。
今回のトレンドテーマは「A QUEST FOR ESSENCE」(本質を探求する旅)。イタリア、米国、フランス、日本の専門家4人が共同で策定。不確実性が高まる時代における、本質的な価値や意味の追求を表現する。日本からは、JFWО関連企画で講師を務めた井上佐知子氏が策定メンバーとして参加した。
トレンドエリアでは視覚・触覚に加え、嗅覚も取り入れる。上海の香水展と、欧州の香料大手DSMフィルメニッヒと連携し、生地の色調や質感に合わせた香りを演出。素材を多面的に体験できる展示を展開する。
また、秋冬展では「ペットファッション」の特設エリアを初設置する。拡大するペットウエア市場を背景に、最適な天然繊維や機能性素材を提案する。さらに、異常気象への対応を意識した温湿度調節素材や、高齢化社会を見据えた軽量・着脱容易・肌に優しいシルバー経済向け素材の提案を強化する。
ジャパン・パビリオンには、初出展の有延商店(兵庫県多可町)、GSIクレオス、トスコ(東京都中央区)、トスカバノック(同千代田区)の4社を含む計38社が出展。日系企業はこのほか、東レ、旭化成、ソアロン、東洋紡グループ、スタイレム、瀧定などが単独出展し、独自の高付加価値素材を提案する。





