帝人/売上収益予想を上方修正/衣料・産業用繊維も堅調
2026年08月06日 (木曜日)
帝人は、今期(2027年3月期)の連結売上収益予想を9千億円(前期比3・1%増)に上方修正した。前回予想比500億円増で、アパレル&インダストリーズとスペシャリティマテリアルズで各200億円、エレクトロニクス&エナジーで100億円上振れる見通しとなったため。
一方、利益の予想は据え置いた。中東情勢の緊迫化を背景に、4~6月は顧客が在庫を積み増す前倒し出荷があったほか、今後は原材料価格上昇の影響が出てくるとみるため。
4~6月期連結は、売上収益2219億円で前年同期比8・7%減、事業利益123億円で同56・8%増と減収増益だった。アラミドペーパー事業の譲渡完了に伴う売却益計上もあり、純利益は451億円(前年同期は7億円の赤字)と黒字化した(短信既報)。
アパレル&インダストリーズの4~6月期は、売上収益917億円(前年同期比96億円増)、事業利益48億円(同7億円)と増収増益で、産業資材、衣料繊維とも堅調だった。人工皮革やフィルター用短繊維、アウトドア用途の北米などが伸びた。
通期では、売上収益4200億円(前期比約700億円増)、事業利益190億円(同19億円増)を予想する。旭化成アドバンスとの統合効果が下半期(10月~27年3月)から段階的に発現する見通し。





