ごえんぼう

2026年08月19日 (水曜日)

 地元の夏祭りが今夏、幕を下ろした。50年以上の歴史があり、子供の時には売り子として販売を手伝ったこともある思い出深い祭りだった▼住民の高齢化と自治会の加入者減で、継続が難しくなったという。地元の夏の風物詩としてずっと続くものと思っていたが、当たり前ではなかった▼国内人口は減少局面にある。2070年には8700万人に減少し、65歳以上が全体の約39%に上ると推計されている(国立社会保障・人口問題研究所)。まだ先のように感じるが、人口減と高齢化の影響が年々大きくなっていくことは間違いないだろう▼人口減少社会で最も難しいことは、撤退との指摘がある。今当たり前のようにある全てを守ることは難しくなる。守るべきものを決め、公共施設の廃止や上下水道のインフラの更新断念など、縮小や撤退の決断が必要となる。畳むことが重要になる時代は、近くまで来ているのかもしれない。