ごえんぼう

2026年08月25日 (火曜日)

 荷物の梱包などで使われる気泡緩衝材。「プチプチ」という方が分かりやすいか。プチプチは、気泡緩衝材で国内トップシェアの川上産業が商標登録している▼同社が独自製法による気泡緩衝材を発売したのは1968年。当時は古新聞が緩衝材として使われることが多く、見本市などでも反応は鈍かったようだ。地道な営業活動を続け、瀬戸物や焼き菓子の梱包に使われるようになっていく▼当初は「エア・バッグ」の商品名で販売し、94年にプチプチを商品名に採用した。名称の変更は2代目社長が発案し、結果的に使う人との距離を縮めることになった。同社は、今年10月に社名をプチプチ株式会社に変更する▼改名でヒットした事例もある。伊藤園の「おーいお茶」は「缶入り煎茶」、サントリーの「BOSS」は「WEST」、ネピアの「鼻セレブ」は「モイスチャーティッシュ」だった。埋もれている商品は、まだまだあるのかもしれない。