ごえんぼう
2026年08月26日 (水曜日)
「問屋が焦っているように見える」と、ある副資材企業トップが近年の業界を分析する▼問屋は商社と言い換えられ、設備を直接的に持たない業態のことを指す。商社の強みは設備を持たないことによる機動力の高さや人材力を背景にした柔軟かつ大胆な事業判断にある。顧客の要望に応じて商品を即納する備蓄機能も強みの一つだ▼副資材商社も以前は大半が備蓄機能を持っていたが、近年は利益優先志向の中で、「仕入れて売るだけになっている」と冒頭トップ氏▼欧米市場では商社という業態が浸透しておらず、メーカー同士の直接取引が基本。日本の市場縮小を見越して海外市場を開拓しようとしても、「メーカーでないと相手にされない。せめて備蓄機能を持たないと」と、くぎが刺さる。この指摘を受けてというわけではないだろうが、副資材商社の“メーカー化”が急ピッチで進んでいる。話は副資材に限ったことではない。





