ごえんぼう
2026年08月27日 (木曜日)
ファッションブランドにとって路面店は単なる販売スペースではない。世界観を伝え、通行人との接点をつくり、認知度を高めるマーケティング拠点でもある▼一方で、駅前や人気エリアの路面店では、周辺の賃料相場が上昇したことを理由に貸主から大幅な家賃値上げを求められるケースがある。約30%の値上げを請求されたあるブランドは「妥当ではない」と提訴した▼このブランドによると、家賃値上げの通知を受けた時には「仕方がない」と受け入れるのではなく、契約、相場、店舗収益の三つの視点から「本当に適正な賃料なのかを冷静に検証することが重要」という▼結局、値上げ幅は8%で落ち着き、新たな契約を結んでいる。似たような事例を耳にすることが増えた。感情的な議論に終始し、肝心の収益を悪化させたブランドも散見される。そういえば筆者の家賃も心配になってきた。今から資料を準備しておこうか。





