ごえんぼう

2026年09月02日 (水曜日)

 中国の人型ロボットが、100㍍走で8・64秒のタイムを出し、陸上男子100㍍で世界記録を持つウサイン・ボルト氏の9・58秒を上回ったと大きなニュースになった▼人工知能(AI)がロボットや機械を自律制御する技術、フィジカルAIが注目されている。本紙でも7月29日付で、上海市の二つの展示会を通して、人型ロボットの骨格や筋肉、皮膚といった部位で繊維素材の採用が広がり始めたことを紹介した▼ただ本紙でフィジカルAIという言葉が登場した記事はこれまで5本ほど。まだなじみが薄いが、今後登場回数が増えそうだ▼AGI(汎用〈はんよう〉型AI)の先にあるASI(人工超知能)の登場も、そう遠くないとされる。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は「人間が頂点の生命体の時代は終わる」と予測する。AIが人間に取って代わり、世界の頂点に立つ。そんな未来が待っているのだろうか。