繊維ニュース

福井県大雨/繊維関連企業の一部に被害/工場や従業員宅に浸水なども

2026年09月01日 (火曜日)

 福井県内では8月29日夜から激しい雨が断続的に降り、30日午前4時半には福井市、大野市、勝山市に「レベル5大雨特別警報」が発表された。繊維関連企業の一部でも浸水などの被害が出ており、各社が状況の確認を進めている。

 副資材大手の三景は、フクセン工場(福井市)と三国工場(坂井市)には被害がなく、稼働中。織ネームを製造する丸岡工場(同)では、機械設備が一部水にぬれ、稼働できるか確認している。

 福井経編興業(福井市)は、倉庫で雨漏りや軽度の浸水があった。現在確認中ではあるものの、生機が影響を受けている可能性がある。機械設備には被害はなかった。周辺道路の冠水により汚泥の処理が必要な状況という。

 服飾資材製造卸の協同(岡山県倉敷市)の福井本社(坂井市)は、直接の被害はなかったが、一部従業員の車が浸水した。織布工場などの仕入先や協力工場に被害が出たという情報が入っており、現在状況を確認している。

 セーレン、糸加工の山甚撚糸(福井市)、ニット染色の東洋染工(坂井市)、織物製造の第一織物(同)、大喜(同)、ジャテックの丸編み・染色加工・縫製子会社のJCレース(同)、松文産業(勝山市)では大きな被害はなく、通常通り稼働している。クラレの面ファスナー製造子会社、クラレファスニング(大阪市北区)の丸岡工場(坂井市)も、設備などに被害はなく通常操業している。従業員の自宅には被害があり状況を確認中。