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東レ/NF膜エレメント新製品/産業廃水・浄水処理向け

2026年09月02日 (水曜日)

 東レは、高い不純物除去性能や化学耐久性などを備えた水処理用ナノろ過(NF)膜エレメントの新製品「NE8040―XDM」「NE8040―90F」のグローバル展開を開始した。両製品は、韓国の100%子会社である東レ尖端素材(TAK)が製造する。

 産業廃水処理向けのNE8040―XDMは、独自の高耐久構造を採用し、標準品と比べて最大5倍の耐薬品性能を実現した。また、二価イオンの分離性能を標準品比10%向上させ、産業廃水処理やゼロ排水・最小排水プロセスなどの長期安定稼働に貢献する。

 高度浄水処理向け低圧運転モデルのNE8040―90Fは、有機フッ素化合物(PFAS)などの微量有害物質に対する高い除去性能と透過流量を両立している。浄水・水再利用プロセスにおける水質安全性の向上と運用コスト(OPEX)の低減が期待される。

 近年、持続可能な水資源の確保や環境規制の強化に伴い、産業廃水の再利用や有価資源の回収、高度浄水処理などの用途で、NF膜の需要が世界的に高まっている。今後も市場ニーズを捉え、製品性能の向上と膜技術の高度化に取り組むとしている。