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トンボ・ヘルスケア事業部/台湾へ本格参入/高耐久丸編みニット訴求

2026年09月04日 (金曜日)

 トンボのヘルスケア事業部は、介護・医療従事者向けユニフォームなどを展開する「キラク」で台湾市場に本格参入する。台湾向けに独自商品を開発し、2027年6月期に売上高3千万円を計画する。

 本格参入に向けて、台湾の医療関連インフラ企業である美徳耐集団と契約を交わした。医療用品の小売りや院内店舗運営、洗濯、物流など、病院の周辺業務を幅広く請け負う企業で、台湾の医療リネンサプライでは約60%の市場占有率とされる。

 キラクの特徴の一つである、工業用洗濯に対応する丸編みニットの特性を訴求する。織物や経編みニットと比べて柔らかく、タテ・ヨコがバランスよく伸縮する特徴を持つ。織物製の白衣の採用が多い台湾の病院向けに優位性があるとみている。

 高橋圭治市場戦略本部ヘルスケア事業部長によると、「台湾の病院では、リースでユニフォームを供給する事例は少なく、医療従事者が自ら洗濯する場合が多い」という。一方、「将来的にはリース契約を通じて、工業用洗濯に対応する丸編みニットの利点を生かしたい」としている。

〈リカバリーウエアに本腰/トンボ〉

 トンボは2日、一般医療機器「めぐるきらく リカバリーウエア」の新CM発表会を都内で開いた。

 登壇した藤原竜也社長は「長年培ってきた学生服や介護・医療製品の技術を安眠に生かすべく開発した。良質な休養を求める高齢者の課題に貢献したい」と、新領域への意気込みを語った。

 高純度セラミックを練り込んだ特殊繊維「メグリアップ」を採用した同製品は、自らの体温を輻射(ふくしゃ)して血行を促進。シニアウエアデザイナーの監修による体形変化に配慮した設計を取り入れた。睡眠の質向上や疲労回復効果をうたい、高齢者のヘルスケア需要を取り込む構えだ。

 アンバサダーに就任した笑福亭鶴瓶さんは「CM撮影中はウエアの着心地が非常によくて、そのまま本当に寝てしまいそうになった」と製品の快適さをアピールした。