AFF・東京2026秋 出展企業ピックアップ(上)

2026年09月08日 (火曜日)

環境対応・機能素材に強み

 日本最大級の繊維・アパレルOEM/ODM展示会「ASIA FASHION FAIR東京2026秋」(AFF・東京2026秋)が16~18日に、東京ビッグサイト西3~4ホールで開催される。今回展の注目出展社を紹介する。

(上海支局)

厦門福励織造/レースを開発・生産(ブース番号:08―10)

 創業30年。レースの開発から生産まで一貫して手掛ける。福建省南平市に生産拠点を構え、月産能力でレースが30万㍍、染整が25万㌔。輸出比率は9割で、欧米向けが中心だ。

 これまでの自主開発品は4千点以上に上り、3D設計ソフトなどを活用して提案力を高める。GRS認証を取得し、再生ポリエステルや再生ナイロンなどの環境配慮型原料を使用する。小ロットに対応し、追加注文は事前に原反を準備することで、受注確認後2週間以内に納品できる。

 今回展では27秋冬向けの環境配慮型レースを中心に、透け感のある薄手のラッセルレースなどを提案する。

杭州永盛高繊/機能糸の開発強化(08―08)

 原糸の開発から織り、染色までを手掛ける繊維メーカー。吸汗速乾性や抗ピリング性に加え、染色性にも優れた長繊維を展開する。

 韓国の合繊メーカー、HUVIS(ヒュービス)などと、共同開発に取り組んでいる。日本の主要顧客は商社やスポーツブランドだ。

 今回展では、独自開発した機能性長繊維を重点的に展示する。汗染みを目立ちにくくするほか、汚れが落ちやすく、肌離れの良い着用感を特徴とする。接触冷感にも対応し、濃色染めが可能である点をアピールする。

上海楚星恒基紡織品貿易/裏地の品揃えと機能提案(06―08、10)

 楚星時尚グループ傘下で、裏地とスポーツ・アウトドア向け織物を手掛ける素材メーカー。定番品から機能・スポーツ・アウトドア向け、ジャカード、先染め、後加工品まで幅広くそろえる。

 江蘇省南通市の生産拠点では、裏地・生地を年間9千万㍍生産する。自動染色機や仕上げ機などを導入し、原反の入庫から前処理、染色、後整理まで一貫して管理。市場別売上比率は中国内販80%、輸出20%で、輸出は東南アジア向けが中心だ。

 今回展では裏地を中心に、現物在庫を持つ定番品や機能性商品などを展示し、日本ブランドとの直貿を開拓する。