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帝人/CFRTPが近距離移動車に/主要構造部品に採用

2026年09月09日 (水曜日)

 帝人が販売する熱可塑性炭素繊維複合材料(CFRTP)「セリーボ P CFPグレード」が、近距離モビリティー製品開発のWHILL(東京都品川区)の最新モデル「ウィル モデル シーライト」に採用された。車体を構成する主要な構造部品の素材に用いられる。

 「セリーボ」は、熱可塑性樹脂を使用したCFRTPで、軽量性や耐久性などの特徴を持つ。「セリーボ P」は、射出成形機で成形可能なペレット状の材料で、アルミニウムやマグネシウムの代替として使用することで薄肉化・軽量化のほか、高性能化や総コスト削減に貢献する。

 セリーボ P CFPグレードは、ポリアミド樹脂に短繊維状の炭素繊維を均質に分散している。軽量性と靭(じん)性(粘り強さ)に加え、樹脂の流動性が高く、複雑な形状にも対応できる。今回、フットレストや背もたれ、アームレスト、バッテリーケースなどに採用された。

 シーライトは、一人乗りの近距離モビリティー「ウィル」の最新モデルで、軽さと走行性を両立している。片手での操作で折り畳めることなども特徴だ。